プロ野球のドラフトの歴史

毎年プロ野球にはたくさんの新人選手がドラフトで入団しますが、今まで様々なドラマが起こってきた歴史があります。

入団を希望していた以外のチームに指名されて入団を断ったパターンや、くじに書かれていたマークを契約交渉権と勘違いしてしまって会場で喜びを爆発させてしまった監督などもいます。特に大学や高校で活躍しプロからも注目されている選手などは何球団ものチームから指名される事があります。プロ野球の長い歴史の中では、過去には8球団が1人の選手を指名して競合したという事もありました。

1993年から導入された大学生と社会人野球の選手が希望した球団に入ることが出来る逆指名制度も2006年に廃止された事で、より競合での指名も増えてきています。今後のプロ野球人生を左右するドラフト会議により、希望している球団に運良く入れる選手もいれば入れない選手もいます。テレビ中継もされるので、指名されて涙する場面や喜びを爆発させるシーンはドラマティックでもありファンを一喜一憂させます。

また、プロ野球では1球団につき70人までしか支配下登録する事が出来ないので、2005年度より育成を目的とした育成ドラフトも導入されました。最近では育成から這い上がって1軍で大活躍している選手もたくさんいます。

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