プロ野球の歴史に残る大谷翔平

燃えるバット

まだ20代前半という若さにも関わらず、大谷翔平はプロ野球の歴史に輝かしい記録をたくさん残しています。

そんな大谷ですが、高校卒業後はプロ野球ではなく、メジャーリーグでプレーしたいという希望を持っていました。しかし、2012年秋に日本ハムファイターズが交渉権を獲得し、栗山英樹監督の説得もあり、ファイターズへの入団を決意します。そして、現在メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有の背番号「11」を受け継ぎ、エースとしての役割を担うこととなります。

入団後まもなく、大谷翔平は投手としての力量だけでなく、打者としての天性の素質も十分に発揮します。最初のシーズンとなった2013年には早速、球速157km/hを記録します。勝利と本塁打もそれぞれ達成し、高卒新人としては1967年の江夏豊以来の勝利と本塁打を記録します。続く2014年には、投手としては11勝を上げ、打者としてはホームラン10本を記録します。これは、プロ野球史上初めてとなる、10勝10本塁打という大記録となりました。

さらに、2015年には投手として15勝、記憶に新しい2016年には10勝を挙げるとともに、打者としては100安打、22本塁打を達成します。加えて、プロ野球史上最速のスピード165km/hの記録も打ちたて、投手としても野手としても一流の成績を残しています。球界を代表する逸材として、今後の更なる活躍が楽しみな選手です。