プロ野球歴史上、最大タイの得点差 26対0

投手

プロ野球では長い歴史の中で、記録的な試合がおこなわれることがままあります。

2005年3月27日に行われた千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス第2回戦で、26対0というロッテが楽天に大差をつけて大勝したという試合が記録されました。これはプロ野球史上、最大タイの得点差試合となっています。楽天の先発の藤崎がめった打ちにされてから、その後登板した投手もロッテの勢いを止めることができず、試合は一方的となりました。

この試合はれっきとした公式戦で、プロ同士の試合でここまでの差がつけられるということは、そうそうあるものではありません。また、この試合では打線のほうも楽天は意気消沈し、ロッテの渡辺俊介に、ノーヒットノーランをされる勢いで試合が進められ、終わってみれば1安打完封という結果で終わりました。

この当時、楽天は投手の力不足が指摘されていて、また、打者のほうも実績のある選手は磯部選手、山崎選手くらいで、あとはほとんど実績のない選手ばかりだったことが、これほどの大差をつけられた原因といわれています。

いずれにしても、この試合は楽天の不名誉な試合として、プロ野球史の記録に残されることになりました。