楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球の歴史

現在、プロ野球には12の球団があります。12の球団に関する歴史を確認すると、1930年代~1940年代にほとんどの球団が誕生していることがわかります。最も創立が早い球団は、セ・リーグの読売ジャイアンツで1934年です。また、パ・リーグで最も歴史を持つ球団は、オリックス・バファローズで1936年です。一方、最も新しい球団は2004年の楽天ゴールデンイーグルスとなっています。2004年は、当時のオリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズが合併したことから、パ・リーグの球団が5つになった経緯がありました。

こうした球団再編の問題が出てくる中、日本プロフェッショナル野球組織の加盟料撤廃を決定したため、楽天は球界への参入の意思を表明しました。そして、ライブドア社との熾烈な戦いを制し、新球団の設立に至りました。

楽天は、2005年の初めてのペナントレースでは最下位に終わりましたが、田中将大をはじめ、ドラフトや戦力補強で次々と素晴らしい選手を獲得し、徐々に戦力を蓄えていきます。また、名物監督とも言える野村克也監督や星野仙一監督の采配も功を奏し、2009年にはペナントレースで2位に、2013年にはリーグ制覇と日本一の栄冠を手にしています。ちなみに、野村克也監督は球団から名誉監督の称号を与えられています。

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